2019年9月8日朝、私は自宅のリビングうずくまり、抑えきれない死への恐怖・不安とともに救急車が来るのを今やおそしと待ちわびていました
その訳とは…
私の最近のトレーニング状況
私は今年の5月にIRONMANレースに出場しようと決心してトレーニングを再開しました
ここ最近のトレーニンング状況は

1週間のトレーニング内容
スイム……1・2回 2キロくらい
バイク……5回 20キロ
ラ ン……4回 8キロ
こんなペースで3種目のトレーニングを続けていました
当日のトレーニング状況
朝5時過ぎに、週末ということでポイント練習を取り入れようと、LSDとして距離約22キロの河川敷コースを何年かぶりに走ろうとスタートしました
スタート時の天候は台風前「嵐の前の静けさ」ごとく無風、日差しは雲にかくれ弱くここ最近では走りやすい状況でしたが、少し湿度は高かった気がします
ふだんは時間の関係でランニング距離8キロを基本に、なるべく回数を多く走ろうと考えてトレーニングしていました
距離を伸ばすということで普段は持っていないのですが、500mlペットボトルのスポーツドリンクを携行してのランニングでした
この日、計測では22.46㎞、2:22:24でのランニングを終えて帰宅しました
久しぶりの20キロ越えのラントレということで、最後はかなりの疲労感があり、いつも行っている自宅前のトレーニング後のストレッチもままならず、自宅に転がり込む感じでした
自宅での走行後の対応
自宅に入りまずは水を求め、プロテインドリンクを作ろうとしても体が疲れていて厳しい状況でした
妻に援護を頼み作ってもらって一飲み「ウメ〜!」
真夏のお風呂上がりのビールの10倍は美味しい感じだったのです
家に入り、10分後くらいだったと思います
体を休めるつもりで横になってると、足がツリはじめました
妻に救いを求めつつ、と同時に腕がつり、腹筋、背中と…「動かれへんやんけ〜!」
ツルのが足から上へと徐々に上がって来ます
息も荒くなったのですが、いったん快方に向かう感じがして、少し収まりを感じました
がしかし、その直後また全身がツリはじめます
妻の友人の助産婦の方にどうしたら良いか聞いてもらように頼みます
つつも最後は顔まで痺れて…(汗)…「ヤバイ!」
「救急車を呼んだほうがいい」と電話越しに聞こえてくる
「このままケイレンが脳にいったら」
「死んでしまう」と思った!
「早く呼んでくれ〜!」
救急車到着
一番恐怖に感じたのは、そのケイレンが首、顔の下からダンダンと上に上がってくる感じでした(汗)
呼吸がどんどん早くなってゆく
「ハヒッハヒッハヒッハヒッハヒッ」
「ハッハッハッハッハッハッ」
「死んでまうやろー!」と思い、気合の声(嗚咽のよう)を張り上げる
「ウッウォー!」
救急車到着時の私の状況はリビングに体育座り、全身がつり、ケイレンしている状況
救急隊員が私の前に現れ名前・年齢の確認が始まる
「酸素が足りないとオモッ」
「意識はあるので〜足りてッ?」と私
手に検査機を当ててる感じで「酸素は足りてます!ので、ゆっくり深呼吸してください」と救急隊員
少し快方に向かっている感じを受ける
そして救急隊員がいる安心感と…
「助かるわ〜!」
今回の考えられる原因

【救急隊員談】
今日は湿度がすごく高いので熱中症になったのだと思います
あと年齢的にも無理をされて、普段トレーニングされてるのと、持病がなく健康なので過信をしてしまったのではないかと
全身がツリの状態が酸欠だと思い、いっぱい酸素を取り入れようとしたのが逆に過呼吸を招き、それが原因で全身が痺れる
前日夜中まで作業をしており、睡眠時間が2時間だったことが背景にはあったのだと自省しています
本当にシビレが顔に上がってきた時は「さよなら」って感じでした(汗)
毎年トライアスロンの大会でスイム中、海で数名づつ亡くなられていますが、私が今回経験したような状態が「海で起これば命を落としてしまう」と本当に感じました
どうか皆様トレーニング時は十分に気をつけてください
今回は救急隊の方にご足労いただき本当に申し訳なく思います
「ありがとうございました」
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