日本一を目指すアスリートの英才教育とトレーニングの絶対量

athlete入門編

最近活躍している天才アスリートの多くは幼少期から、その競技を始めていることが多いですね
逆にいえばそのスタートに乗り遅れれば、その道での成功はむずかしく、競技にもよりますがメジャーなスポーツほど、スタートが遅れれば成功の確率が下がってゆくのか

英才教育、早期教育はどう?

では、なぜ単純に英才教育、早期教育は必要なのでしょうか?

幼少期からのスタートと青年期からそれとでは何が違うのでしょうか?

つまるところ時間が稼げる?

幼少期から始めることで子どもの吸収力が違う?

私はやはり単純に多くの時間をかけられるのが一番だと考えますが、早く始められればたくさんトレーニングできるとは一概位は言えません

1万時間の法則

マルコム・グラッドウェル氏が提唱している『1万時間の法則』というのがある

どんな分野においてもだいたい一万時間程度それに費やせば、その分野のエクスパート、プロレベルに到達するというものである

1万時間とは2.73時間を毎日休みなく取り組んで、10年必要となる計算になる

ではその競技での天才の域、トッププロになるためには一万時間では足りないと言うことが言える

以前体操の白井健三の父、体操教室を営まれている白井勝晃さんの話にも1万時間の法則のはなしが出ていました

床運動の天才の父も意識されていた時間軸であることはまちがいない

継続は力なり

1万時間継続する事の難しさ

ジャンボジェット機の離陸時は大きなエネルギーがかかるが、軌道に乗ればそれほど燃料を必要としない

軌道に乗せるまでは熱量が必要なのですが、導入時は気合が必要なのです

言い換えれば、それを習慣にしてしまえばこっちのものなのです

習慣にするには3週間続けることが必要と言われている

途中で諦めなければ、何でも成せる

女子プロゴルファーの宮里藍は後輩へ
『人はできない、できないと言うけれど、それは途中で諦めてしまうからできないんだよ
途中で諦めなければ、人は何でも成し遂げられるんだよ』と助言されました

絶対量である時間を諦めずに続け、こなしてこそ成功は得られるのだと彼女は後輩に経験から伝えたかったのです

量からしか質は生まれてこない!

一万時間を取り組む質も大事なのは言うまでもないのですが、逆説的ではありますが、一万時間という絶対量をこなすことからしか、質は生まれてこないとも言えるのです

質を生み、それを継続できてこそ頂上が見えてくるのです

 

 

人の倍ではなく、3倍を意識しよう!

『人の倍を実行する』とはよく耳にする話

私は自分の娘には何にでも『3倍!』『3倍!』と言い聞かせてきました

練習はもちろん、読書、学業、後輩のお世話にいたるまで『3倍』『3倍』『3倍』…しつこく言ってきました

やっぱり人と同じことをしていてはダメだと考えています

 

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