トライアスロン初心者の多くがスイムで不安を抱えていると思います
国内のレースであれはウェットスーツ着用がほぼ義務化されているので、沈むことはなく、溺れる心配はありません
そうはいっても初めてのレースに際してはスイムの不安はぬぐいきれないもの
できる限りの準備をして本番をむかえるための5つのタスクをあげてみました
軽視されがちなヘッドアップ練習
本番のレースが海であることを想定すれば、やっておきたいのがヘッドアップ練習です
意外と軽視されがちですが、いざレースで海を泳いでみるとわかるのですが、緊張と前へ前へという意識、人に遅れまいという意識が本番では強くなり、これが災いしてか、いつの間にかダコウしてまっすぐには泳げていないのです
プールでは底にラインが入っており必要に迫られないため、なかなか取り組めないのがヘッドアップ練習ですが、定期的にトレーニングに取り入れておくといざ本番でのパフォーマンスの向上がのぞめます
トレーニングにおいても、泳ぎながら気まぐれで頭を上げて、ヘッドアップの練習が出来たと思うのではなく、ちゃんと100m、200m等、距離を決めて、また「頭を上げて前を見て」で終わらず、実際のレースを想定して本当に視界が確保されているのか、プール内のターゲットに定めたものを「確実に確認」しながらトレーイングを進めましょう
プールは✖️? ウェットスーツ練習
念願のウェットスーツを手に入れたら、実際に試してみましょう
ウェットスーツはプールで着用、Yes or Noという質問をたまに見かけますが、私はそこにこだわるのではなく、迷わず海に行って試されることをオススメします
実際のレースの多くはプールで行われるのではなく、海・湖・川で開催されるのですから、これも本番を想定して、試された方が賢明であると言えのではないでしょうか
心に余裕を、1,500メートルは何回かは泳いでおく
スイムの得意、不得意があるとは思いますが、苦手であればとくに本番の距離(1.5km)は最低2、3回トレーニング中に泳いでおくことにこしたことはないでしょう
スタミナをつけておくためにも、本番での不安を事項を減らすためにもレース距離を経験しておくのは余裕を生み出すからです
時間と手間をかけても海練参加は必須!?
これは声を大にしてお伝えしたいのですが、実際の海での練習、1人では難しいので、様々な機関が主催する、オープンウォータースイムの練習会への参加は必ずしておいてください
オープンウォータースイムを経験をしてレースにのぞむのと、経験しないままレースに出場するのとでは格段にレースでのゆとりがちがいます
かなりトライアスロンのスイムに対する不安を払拭して、レースにのぞむことができるからです
トラブルは想定内?ダメなら平泳ぎを忘れず!
トライアスロンの初めてレースに出る際に意識して欲しいのが、基本的にはほぼ全ての方が、プロになるためではなくではなく、趣味・健康のためでの目的でレースに出られる訳ですから、慌てることなく、いざレースのスイムがスタートしても「お先にどうぞ!」くらいの余裕をもって臨んでください
またレース中は様々なハプニングはつきものだと言うことをあらかじめ想定して、他の選手との接触、海水が鼻・口に飛び込んでくる、ゴーグルが外れかかる・海水が入る等、不徳の事態が起ことは当然と考えます。
そしてその際は立ち止まって泳ぐのをストップして、平泳ぎで顔を海から出し深呼吸し、気持ちをリセットしてから、再度クロールで泳ぎだすことを心がけ、余裕を常にもってレースの完走を目指しましょう
コメント